• "水質検査"(/)
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  1. 富士吉田市議会 1999-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 富士吉田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成11年  3月 定例会(第1回)          平成11年第1回(3月)定例会会議録(第1号)  平成11年3月4日(木曜日)                午後2時04分開会                               午後2時53分散会---------------------------------------出席議員(23名)   1番   勝俣 進君          2番   宮下 豊君   3番   秋山雅子君          4番   佐藤 達君   5番   渡辺忠義君          6番   渡辺正志君   7番   土屋孝行君          8番   渡辺信隆君   9番   奥脇和一君          10番   土橋舜作君   11番   田辺七良君          12番   萱沼俊夫君   13番   太田利政君          14番   渡辺嘉男君   15番   堀内拓三君          16番   滝口信之君   17番   羽田 稔君          18番   杉田健次君   19番   松野貞雄君          22番   堀内由郎君   23番   白井敏正君          25番   後藤茂邦君   26番   鈴木森夫君---------------------------------------欠席議員(1名)   21番   武藤茂美君---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名   市長        栗原雅智君    教育長       渡辺 親君   監査委員      加藤 武君    企画部長      藤井周二君   総務部長      宮下敏男君    経済部長      市村隆男君   社会部長      武藤芳文君    建設部長      渡辺春夫君   新病院建設             渡辺宏一君    市立病院事務長   渡辺敏昭君   事務局長   水道部長      真田利美君    教育事務次長    栗原健也君   秘書参事課長    清水 衛君    企画課長      渡辺義広君   政策推進課長    滝口 明君    自治振興課長    渡辺一雄君   職員参事課長    柏木善信君    財政課長      小俣一雄君   管財課長      渡辺 源君    保健衛生課長    加賀美けん君   社会福祉事務所長  小野政秋君    市立病院管理課長  渡辺三三男君   水道営業参事課長  勝俣典夫君---------------------------------------職務のため出席した事務局職員   事務局長      加々美人士君   次長        渡辺正衛君   庶務係長      高村益弘君---------------------------------------議事日程第1号   第1 会議録署名議員の指名について   第2 会期の決定について   第3 議案第1号 平成11年度富士吉田一般会計予算   第4 議案第2号 平成11年度富士吉田下水道事業特別会計予算   第5 議案第3号 平成11年度富士吉田国民健康保険特別会計予算   第6 議案第4号 平成11年度富士吉田老人保健特別会計予算   第7 議案第5号 平成11年度富士吉田看護専門学校特別会計予算   第8 議案第6号 平成11年度富士吉田高等看護学院特別会計予算   第9 議案第7号 平成11年度富士吉田准看護婦学校特別会計予算   第10 議案第8号 平成11年度富士吉田大明見水道特別会計予算   第11 議案第9号 平成11年度富士吉田工業団地事業特別会計予算   第12 議案第10号 平成11年度富士吉田市立病院事業会計予算   第13 議案第11号 平成11年度富士吉田水道事業会計予算   第14 議案第12号 富士吉田職員定数条例の一部改正について   第15 議案第13号 平成11年4月1日から平成12年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定について   第16 議案第14号 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   第17 議案第15号 保母の用語の整理に関する条例の制定について   第18 議案第16号 精神薄弱の用語の整理に関する条例の制定について   第19 議案第17号 水道料金の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   第20 議案第18号 組織機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について---------------------------------------会議に付した事件   議事日程に同じ------------------------------------------------------------------------------     午後2時04分 開会 ○議長(滝口信之君)  ただいまから平成11年第1回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(滝口信之君)  報告事項を申し上げます。 市長から地方自治法第243号の3第2項の規定により、平成11年度富士吉田土地開発公社事業計画書並び会計予算書の提出がありましたので、お手元に配付してあります印刷物により御了承願います。 次に、議長のもとに請願1件の提出がありました。件名は「30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求める請願」であります。 本件につきましては願意を了承し、3月19日の本会議において議員全員による意見書を提出することとなりましたので、御了承願います。 次に、監査委員から平成10年10月から平成10年12月分までの出納検査録の提出がありました。各位のお手元に配付してあります印刷物により御了承願います。 次に、市長から今定例会へ提出する案件につき通牒に接しておりますので、この通知書を職員をして朗読いたさせます。     (「省略」と呼ぶ者あり) 省略いたさせます。 以上で報告事項を終わります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(滝口信之君)  日程第1「会議録署名議員の指名」についてを行います。 会議規則第118条により、会議録署名議員は議長において、白井敏正君、堀内由郎君、松野貞雄君、以上3名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定について ○議長(滝口信之君)  日程第2「会期の決定」の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの16日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第1号 平成11年度富士吉田一般会計予算 △日程第4 議案第2号 平成11年度富士吉田下水道事業特別会計予算 △日程第5 議案第3号 平成11年度富士吉田国民健康保険特別会計予算 △日程第6 議案第4号 平成11年度富士吉田老人保健特別会計予算 △日程第7 議案第5号 平成11年度富士吉田看護専門学校特別会計予算 △日程第8 議案第6号 平成11年度富士吉田高等看護学院特別会計予算 △日程第9 議案第7号 平成11年度富士吉田准看護婦学校特別会計予算 △日程第10 議案第8号 平成11年度富士吉田大明見水道特別会計予算 △日程第11 議案第9号 平成11年度富士吉田工業団地事業特別会計予算 △日程第12 議案第10号 平成11年度富士吉田市立病院事業会計予算 △日程第13 議案第11号 平成11年度富士吉田水道事業会計予算
    ○議長(滝口信之君)  日程第3、議案第1号から日程第13、議案第11号までを一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長栗原雅智君。     〔市長 栗原雅智君 登壇〕 ◎市長(栗原雅智君)  本日ここに、3月定例市議会が開催されるに当たり、まずもって議員各位の市政に対する平素の御理解、御協力に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。 御提案いたしました議案第1号から議案第11号までの平成11年度富士吉田一般会計及び特別会計並びに事業会計の予算案につきまして、一括してその概要を御説明申し上げ、あわせて私の所信の一端を申し上げます。 平成11年4月をもって市長の任期を全うすることになりますが、市政運営の基本に地域の活性化と市民福祉の増進を置き、「幸せを実感できる自立都市富士吉田」を目標として、市民の皆さんの負託にこたえるべく不断の努力を重ねてまいりました。 その結果、長年の懸案でありました新市立病院建設着手地ビール事業新倉山公園構想の具体化、都市計画街路中央通り線の着工、介護保険制度の準備、授産施設の整備、訪問看護センター管理運営、歴史の道富士吉田口登山道整備事業、さらには行政サービスの充実を図る地理情報システムの稼働、住民票等自動交付機を初め、議員各位の御理解と御協力のもと、各般にわたる多くの施策の成果が着実に実を結びつつあると確信しております。 また、21世紀を見据えた地方分権型社会における富士吉田市の行政施策基本理念基本構想を盛り込んだ第4次総合計画を策定しました。第4次総合計画は、過去3次にわたる構想、計画を尊重しながら、少子化等に伴う人口減少型社会の到来等の喫緊の課題に対応するため、新しい発想と手法に基づいた行政を確立し、市民の皆様が安心して豊かに健康で暮らせるまちづくりを進める行政施策の総合的な指針であります。 この中で「富士の麓、まち・ひと・自然が織りなす幸せ実感都市」を将来像として掲げ、「人づくりまちづくり」と「手を携えてみんなでつくる」を基本理念とし、市民の参画をいただきながら、まちづくりを推進することとされております。 このような現状の中で、平成11年度の予算編成に当たりましては、骨格予算を基調としながら、市民生活に直接関係する福祉教育予算、継続した施策、事業等を計上し、結果といたしまして骨格的予算となったところであります。 一般会計予算の歳入につきましては、国の予算や地方財政計画等を考慮する中での編成を行い、歳出では、継続的な事業で既に継続費等として設定されている事業や民生安定事業等補助事業で、国や県に対しまして既に事業計画が提出されている事業並びに扶助費や公債費等義務的経費や保健、福祉、教育など市民生活に欠かすことのできない経費を主体とした予算を計上いたしました。 また、行財政改革取り組みは、健全な財政運営を推進するためには必要不可欠と認識し、この精神を基調とした特別職報酬管理職手当などの職員手当の減額も行い、旅費、補助金なども節減に意を配したところであります。 平成11年度一般会計予算は、総額で173億29万円となり、前年度当初予算に比べ4.7%の減少となっております。まず、歳入について御説明申し上げます。 歳入の主な財源である市税収入につきましては、景気の低迷や恒久的な減税などの影響も考慮し、全体としては前年度当初予算に比べ6.6%減の61億9,200万円余りを計上いたしました。 地方交付税につきましては、今日の厳しい地方財政の状況や景気対策への配慮から交付税総額の確保が図られることにより、前年度当初予算に比べ17.9%増の35億6,400万円を計上いたしました。 このほか、国県支出金20億6,700万円余り、市債10億9,700万円余り、分担金及び負担金10億3,600万円余り、繰入金9億5,300万円余り、その他の収入23億8,900万円余りを計上いたしました。 次に、歳出についてでありますが、第4次総合計画が平成11年度から行政指針としてスタートしますので、総合計画の施策の柱に沿いまして、それぞれの項目を御説明申し上げます。 まず初めに、「しっかりと支え、安らぐまちづくり」として快適な都市基盤の整備につきまして御説明申し上げます。 道路整備につきましては、民生安定事業として進めております大明見下の水線、赤坂線、東富士1号線、さらに新規事業といたしまして小倉山中サス線用地購入等に着手することとしております。 都市計画街路中央通り線につきましては、既に最終区間にかかっており、引き続き用地交渉等に必要な経費を計上いたしました。 次に、土地区画整理事業についてでありますが、都市づくりの基本でもある有効な土地利用と良好な住環境の整備を目的とした事業であり、城山東地区を初め、田端地区雨坪地区につきましても技術的支援と事業の進捗に合わせた補助を行う上で必要な経費を計上いたしました。 また、中心市街地活性化対策につきましては、建設省の「町中再生事業計画」策定に既に着手しております。新年度では、国、県との協議を継続して進めるため、通産省の「商店街商業集積等活性化基本構想」策定とあわせ、中心市街地活性化法に定める「基本計画」策定とまちづくり機関の設置に向け、地元商店街や市民の皆様と積極的に連携し、事業を推進することとしております。 市営住宅につきましては、継続事業であります富士見町団地の3号館16戸の建設を完成する予定であります。既に入居されている市営住宅につきましても、順次維持補修を行い、快適な生活を営めるよう努めてまいります。諏訪の森自然公園を初めとした市内各所の公園につきましては、市民の憩いの公園としての維持整備などを含めまして、快適な都市基盤の整備のために30億6,300万円余りを計上いたしました。 次に、「大切にたたえ、尊ぶまちづくり」としての生活環境等の整備につきまして御説明申し上げます。 防災対策につきましては、計画的に防火水槽の増築工事を進めるとともに、施設全体に老朽化が進んでいる防災行政無線の更新に向けた調査委託事業を進め、防災体制に万全を期したいと考えております。 生活環境の整備につきましては、現有のごみ処理施設し尿処理施設の効率的な運営を図るとともに、法定の更新期を迎えるごみ処理施設は、恒久化対策を踏まえ、環境影響評価調査等の必要な事業を計画的に進めるため、その経費を計上いたしました。 また、ごみ処理施設の整備に当たっては、地元自治会関係町村、国、県等関係機関とも十分な協議を重ね、進捗を図っていかなければならないと考えております。 さらに、増加するごみ対策につきましても、生ごみ処理などのごみ減量化や省資源の推進事業を一層推し進め、自然環境保護と資源再利用の啓蒙を図りたいと考えております。 広域火葬場の建設につきましては、平成11年度の完成を目指し、工事が進捗しておりますが、引き続き建設工事に対する経費を計上いたしました。 このほか、主要河川の水質検査など公害対策につきましても取り組むこととし、生活環境等の整備のための予算といたしまして13億7,100万円余りを計上いたしました。 次に、「あたたかく、みまもり、助け合うまちづくり」としての保健・福祉対策について御説明申し上げます。 まず、福祉事業の推進についてでありますが、社会福祉協議会等を中心に各種のサービス事業が実施されております。新年度におきましてもさらに継続し、より充実したお年寄りへの各種事業を行うための必要な経費を計上いたしました。 また、平成12年度の介護保険制度の導入に対応するため、組織機構の改革、特別養護老人ホームの整備など福祉サービス体制の整備を進めるとともに、訪問看護センターを拠点とした住宅療養の支援など地域福祉の充実を図ることとしております。 障害を持つ方々の自立と社会参加の促進を図るため着工いたしました授産施設につきましては、平成11年秋の完成を目指し、継続事業として引き続き進捗を図ってまいります。 児童福祉対策につきましては、保育所運営費負担軽減措置等を継続するとともに、放課後児童健全育成対策につきましても取り組んでいくこととしております。 健康管理につきましては、妊婦や乳幼児から成人、高齢者まで一貫した健康診断を充実し、さらに病気や障害の発生を予防する健康づくり教室などを実施し、健康の保持、増進のため必要な経費を計上いたしました。 そのほか、医療費助成施設入所者保護、低所得者援護など保健・福祉対策の実現のため55億3,600万円余りを計上いたしました。 次に、「いきいきと結びつき、ふれあうまちづくり」としての産業活性化の推進につきまして御説明申し上げます。 本市の基幹産業であります繊維産業を初め、工業、商業、観光など、いずれも大変厳しい経営環境に置かれ、それぞれ市民の皆さんは懸命の努力を続けられているところであります。行政といたしましても、最大限の支援を行うとともに、地域の活性化のため、積極的かつ適切な施策の構築を図っていかなければならないと考えております。 地域活性化事業の一つであります地ビール事業は、観光客の滞留施設や就労の場として効果があったものと考えております。今後におきましては、地ビール事業を中心として地域活性化事業用地地域経済の振興の観点から事業計画を策定し、本誌の経済活性化に貢献する整備を推進することとしております。 また、新倉山開発整備につきましては、第1期計画として引き続き階段等の施設整備を進めるため、必要な経費を計上いたしました。 繊維産業につきましては、厳しい経営を余儀なくされておりますが、新たな取り組みも続けられており、このような取り組みに対しまして支援、助成を行うこととしております。 商業振興につきましては、商工会議所などと連携して商業活性化のための諸事業に支援、助成を行うとともに、先ほど申し上げました中心市街地活性化対策の一連の事業として「商店街商業集積等活性化基本構想」を策定するとしております。 また、商工業者など中小企業に対する金融面での支援対策といたしましては、引き続き所要の融資枠を確保するとともに支払い利子の一部につきましても助成を行い、資金調達の円滑化を図る経費を計上いたしました。観光振興につきましては、地域経済の活性化へつなげるため、国、県との観光施策との連携を図りながら観光関連事業を積極的に展開し、観光客の集客に努める考えであります。 次に、農業の振興についてでありますが、農村活性化住環境整備事業ふるさとぴあ事業」の第2期工事の進捗に合わせ、経費負担をしてまいります。 また、明見地区の広域農道の整備につきましても、県と十分連携を取る中で一層の推進を図るため、経費を計上いたしました。 そのほか、農道や林道の整備を初め、シルバー人材センターの充実など産業活性化の推進のため11億6,900万円余りを計上いたしました。 次に、「誇りを持って学び、育むまちづくり」としての教育文化の推進につきまして御説明申し上げます。 市民の皆様一人一人が郷土の自然や文化をとうとび、豊かな人間性や創造性、生きがいを育むことは極めて重要な施策であります。このため、学校教育を初め、家庭教育社会教育のなどの生涯学習教育スポーツ振興は、以前にも増して、その重要性が高まってきております。 学校教育につきましては、年次計画により必要な整備を進めてきておりますが、新年度におきましては明見小学校の校舎改築を進めてまいります。 また、ソフト面におきましては、特色ある学校づくり事業を推進するとともに、各中学校のパソコン教室の整備やインターネットの活用による情報化時代に対応した教育と国際化の進展に対応した外国語指導助手による英語教育国際理解教育など、個性豊かな教育を進める経費を計上いたしました。 子供ミュージカル事業につきましては、本市に定着した事業として実績を積み重ねておりますので、新年度におきましてもその経費を計上いたしました。 富士山歴史道整備活用推進事業として進めております吉田口登山道保存整備事業につきましては、引き続き国や県の御協力をいただく中で、後世に引き継ぐ大切な歴史遺産としての保存整備を進めるとともに、広く市民の皆さんに知っていただけるよう現地での説明会の開催等を含め、積極的に取り組む予定でおります。 生涯スポーツの振興と地域コミュニティーづくりの推進を図るため計画いたしましたコミュニティースポーツ広場につきましては、平成11年度の供用を目指し、継続事業として進捗を図ってまいります。 以上、教育文化の推進のために24億1,500万円余りを計上いたしました。 最後に、これまで申し上げました諸施策を実施するには、総合的かつ計画的な執行体制を確立することが求められており、厳しい財政状況を真剣に受けとめ、一方では行政需要が拡大する現状を確実に認識し、行財政の改革や住民サービスの向上への取り組みが不可欠であります。 この考え方を基調とし、公文書公開制度の運用、事務事業評価制度の導入、地理情報システムの稼働、職員の事務執行能力の開発などの効率的な行政執行に一貫して取り組むことが健全な地域経営につながるものと考えております。 以上、平成11年度の一般会計当初予算の概要につきまして御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 まず、下水道事業特別会計についてでありますが、本年度も整備計画に基づき面的整備を進め、供用地区の拡大を図ってまいります。 また、加入率の向上に一層の努力を重ね、経営基盤の充実を図ってまいります。 このような考えを基本に、歳出につきましては、管渠布設工事費に2億9,200万円を、富士北麓流域下水道維持管理費負担金に2億4,100万円余りを、桂川流域下水道事業負担金に1億8,900万円余りを、公債費に9億9,700万円余りを計上いたしました。 歳入につきましては、国庫支出金、市債、一般会計繰入金、使用料などを充てております。 その結果、予算総額は18億8,414万1,000円となり、前年度当初予算に比べて6.6%の減となっております。 次に、国民健康保険特別会計についてでありますが、積算の基盤となります被保険者の動向につきましては、一般被保険者が年々減少しているのに対し、老人被保険者は毎年5%以上の増加の傾向があり、1人当たりの医療費も一般被保険者の5倍近くとなっております。 このような現状を基調といたしました平成11年度の予算についてでありますが、まず歳出につきましては、保険給付費25億8,300万円余りを、老人保健拠出金に10億5,700万円余りを計上いたしました。 また、歳入につきましては、国民健康保険税18億2,900万円余り、国庫支出金13億1,900万円余り、繰入金4億6,700万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は39億1,148万3,000円となり、前年度の当初予算に比べ2.7%の増となっております。次に、老人保健特別会計でありますが、高齢化が急速に進む中におきまして受給者の数と1人当たりの医療費の金額は年々増加しており、本年度の医療給付費は6%近い増加が予想されます。 このため、医療給付費に35億8,100万円を計上いたしました。 歳入につきましては、支払基金交付金国庫負担金県負担金及び一般会計繰入金をそれぞれの負担区分により計上いたしました。 予算総額は36億4,632万4,000円となり、前年度の当初予算に比べ4.8%の増となっております。 次に、看護専門学校特別会計でありますが、歳出につきましては、職員の給与費に1億2,500万円余り、また教材費など諸経費に8,200万円余りを計上いたしました。 歳入につきましては、一般会計繰入金、県補助金、授業料などを計上いたしました。 その結果、予算の総額は2億974万4,000円となり、前年度の当初予算に比べ2.9%の減となっております。 次に、高等看護学院特別会計でありますが、歳出につきましては、職員の給与費に4,700万円余りを、そのほかの報償費等の諸経費に700万円余りを計上いたしました。 また、本学院につきましては、平成12年3月末をもって閉校となることから、記念事業経費の計上も行ったところであります。 歳入につきましては、授業料及び一般会計繰入金が主なものであります。 これらを合わせまして、予算の総額は5,677万3,000円となり、前年度の当初予算に比べまして25.7%の減となっております。 次に、準看護学校特別会計でありますが、歳出につきましては学校運営の委託料に2,400万円余りを計上いたしました。 歳入につきましては、授業料及び一般会計繰入金が主なものであります。 これらを合わせまして、予算の総額は2,478万5,000円となり、前年度の当初予算に比べて35.7%の減となっております。 次に、大明見水道特別会計でありますが、予算総額で3,351万円9,000円を計上いたしました。前年度の当初予算に比べ21.9%の増であります。 歳入の主なものは、給水収入及び繰入金であり、歳出につきましては職員の給与費及び施設の整備工事費が主なものであります。 次に、工業団地事業特別会計でありますが、平成8年度から進めてまいりました造成工事が平成10年度末をもって完了することから、企業への分譲を行うこととし、土地売払収入に5億6,000万円を計上いたしました。 歳出につきましては、公債費に2億8,000万円余りを、また一般会計繰入金に2億7,900万円余りを計上いたしました。 次に、企業会計について御説明申し上げます。 初めに、市立病院事業会計についてでありますが、高齢社会の進展に伴い、地域医療は市民生活を支える上で重要な役割を果たしております。このため、高度医療を初めとした適正な医療の提供と富士山麓地域における医療水準の向上のため、鋭意努力を続けているところであります。 今後におきましても新市立病院の建設、開院を踏まえ、健全経営を図るべく最大限の努力を続けてまいります。このような考えのもと、収益的収入及び支出につきましては、収入額49億2,855万9,000円、支出額48億1,921万7,000円を計上いたしました。 収入額の主なものは、入院収益22億8,100万円余り、外来収益20億6,900万円余りを見込んでおります。 また、支出につきましては職員給食費に24億7,000万円余りを、薬品費など材料費に17億1,300万円余りを見込みました。 支出額につきましては、前年度の当初予算と比べますと5.8%の増となっております。 資本的収入及び支出につきましては、収入額62億6,501万3,000円、支出額66億5,269万9,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、新病院建設に係る企業債、補助金、負担金が主なものであります。 支出額につきましては、新病院建設に59億6,400万円余りを、また医療機器購入費に6億8,600万円を計上いたしました。 次に、水道事業会計について説明申し上げます。 本年度におきましても良質な飲料水の安定供給と有効率の向上を図るため、給配水施設の整備を積極的に進めてまいります。 なお、経営面におきましては業務の効率化に努めているところでありますが、諸経費の増嵩等により大変厳しい経営状況になっており、新年度におきまして水道料金の改定を予定したところであります。 このような考えをもとに、収益的収入及び支出につきましては、収入額6億1,602万1,000円、支出額5億8,155万7,000円を計上いたしました。 収入額の主なものは、給水収益5億7,100万円余りであります。 支出額につきましては、職員給与費1億2,500万円余り、減価償却費1億5,000万円余り、企業債の支払い利息1億1,900万円余りを見込みました。支出額につきましては、前年度の当初予算と比べますと10.4%の増となっております。 資本的収入及び支出につきましては、収入額2億5,527万4,000円、支出額4億2,134万6,000円を計上いたしました。 収入額の主なものは、企業債、負担金、国庫補助金であります。 支出額の主なものは、配水管布設等の建設改良工事費及び企業債の償還元金であります。 以上、各会計の主な内容について一括御説明申し上げましたが、一般会計特別会計及び事業会計を含めました平成11年度の予算総額は401億187万8,000円となりました。 これまで申し上げてまいりました諸施策の執行に当たりましては、議員各位の絶大なる御理解と御協力をいただかなければならないと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては委員会で御説明いたしますので、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(滝口信之君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第3、議案第1号から日程第13、議案第11号までについては、議員12名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  御異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第1号から日程第13、議案第11号までについては、議員12名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、鈴木森夫君、後藤茂邦君、白井敏正君、堀内由郎君、武藤茂美君、松野貞雄君、杉田健次君、堀内拓三君、太田利政君、萱沼俊夫君、土橋舜作君、渡辺忠義君の12名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 ただいま選任されました予算決算特別委員会委員は、本日会議終了後、委員会を開催し、正・副委員長を互選し、速やかに委員会の構成を終わりますようここに招集しておきます。--------------------------------------- △日程第14 議案第12号 富士吉田職員定数条例の一部改正について △日程第15 議案第13号 平成11年4月1日から平成12年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定について ○議長(滝口信之君)  日程第14、議案第12号及び日程第15、議案第13号を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長栗原雅智君。     〔市長 栗原雅智君 登壇〕 ◎市長(栗原雅智君)  議案第12号及び議案第13号について、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第12号でありますが、本案は富士吉田職員定数条例の一部改正でありまして、新市立病院の開院に向け、平成11年度から3カ年計画で市立病院における医療スタッフを拡充し、病院職員の適正な人事配置を行うため改正するものであります。 内容について申し上げますと、市立病院の職員定数を105人増員するものであります。今後におきましても、新市立病院の富士山麓医療圏における中核病院としての使命と責務を勘案する中で、医療技術の進歩に伴う中央診療部門の拡大発展、地元の医療需要や今後の医療機関への変動に十分に対応できる施設・設備の整備、より充実した医療看護体制の確立等を目指してまいります。 次に、議案第13号でありますが、本案は平成11年4月1日から平成12年3月31日までの間における富士吉田市長の給与の減額に関する条例の制定でありまして、国、地方を通じて財政の危機的状況が一段と深刻さを増し、他面で高齢社会の進展などに伴う財政需要がますます拡大、高度化していく中で、住民福祉の向上、充実への対応を図り、簡素で効率的な行政を確立していくことは、本市にとりましても喫緊の課題であります。 このような状況の中、本市における行政改革への取り組みを積極的に行い、行政需要と財政能力との適正な均衡を確保し、健全な都市経営を推進していく行財政改革の一方途として昨年度に引き続き、市長の給料を減額するものであります。 以上、一括して御説明申し上げましたが、詳細につきましては委員会で御説明いたしますので、よろしくご審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(滝口信之君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第14、議案第12号及び日程第15、議案第13号については、総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第16 議案第14号 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について △日程第17 議案第15号 保母の用語の整理に関する条例の制定について △日程第18 議案第16号 精神薄弱の用語の整理に関する条例の制定について ○議長(滝口信之君)  日程第16、議案第14号から日程第18、議案第16号までを一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長栗原雅智君。     〔市長 栗原雅智君 登壇〕 ◎市長(栗原雅智君)  議案第14号から議案第16号までについて、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第14号でありますが、本案は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でありまして、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行に伴い、制定するものであります。 主な内容について申し上げますと、感染症の患者等の人権保護に配慮しつつ、感染症の患者に対し良質かつ適切な医療を提供するため、隔離病舎を廃止し、感染症病床を新たに設置する等の措置を講ずるものであります。次に、議案第15号でありますが、本案は、保母の養母の整理に関する条例の制定でありまして、児童福祉法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、制定するものであります。 内容について申し上げますと、保母の用語を保育士に改めるものであります。 次に、議案第16号でありますが、本案は、精神薄弱の用語の整理に関する条例の制定でありまして、精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴い、改正するものであります。 内容について申し上げますと、精神薄弱の用語を知的障害に改めるものであります。 以上、一括して御説明申し上げましたが、詳細につきましては委員会で御説明いたしますので、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(滝口信之君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第16、議案第14号から日程第18、議案第16号までについては、文教厚生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第19 議案第17号 水道料金の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(滝口信之君)  日程第19、議案第17号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長栗原雅智君。     〔市長 栗原雅智君 登壇〕 ◎市長(栗原雅智君)  議案第17号について御説明申し上げます。 本案は、料金の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でありまして、水道事業の健全かつ円滑な経営を確保するために改正するものであります。 内容について申し上げますと、装置料金及び水道料金の改定を行うものであります。 詳細につきましては委員会で御説明いたしますので、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(滝口信之君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第19、議案第17号については、建設水道委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第20 議案第18号 組織機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(滝口信之君)  日程第20、議案第18号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長栗原雅智君。     〔市長 栗原雅智君 登壇〕 ◎市長(栗原雅智君)  議案第18号について御説明申し上げます。 本案は、組織改革に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でありまして、介護保険制度の適正かつ円滑な運営とお年寄り、母子、児童、障害を持つ方などに対するさまざまな保健福祉施策を効率的に推進する体制を強化するため、制定するものであります。 内容について申し上げますと、社会部の名称を保健福祉部に改めるものであります。 詳細につきましては、委員会で御説明いたしますので、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(滝口信之君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第20、議案第18号については、総務経済委員会に付託いたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により3月5日から3月7日までの3日間を休会といたし、3月8日午後1時より本会議を再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(滝口信之君)  御異議なしと認めます。よって、3月5日から3月7日までの3日間を休会し、3月8日午後1時より本会議を再開することに決定いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。     午後2時53分 散会...